2020年1月14日に持ち腹ですが、モレレットアリゲータートカゲのベビーが8匹生まれました。

本種は胎生なので、ベビーがそのまま生まれます。
8匹誕生したベビーは、1匹も落とさずにすくすくと育っています(2020年2月4日現在)。



この3週間の飼育方法、飼育環境を以下に紹介します。
モレレットアリゲータートカゲ(ベビー)の飼育方法、飼育環境
飼育方法
まず、私の生き物(熱帯魚、金魚、ミズガメ等)のベビーの育て方の根幹は全て同じです。
私のベビーの育て方の根幹は、
- 冷やさないこと(※急激な冷えは、どのような種のベビーでもすぐ死にます。空気も飼育水もしっかり保温)
- たくさん食わせて、水分補給し、しっかり運動させる
- 一気に安心サイズまで大きく育てる
安心サイズまで一気に大きくした後、餌を減らして体を整える飼い方をして育てます。
ちなみに、この飼育方法は、らんちゅう(金魚)や錦鯉でいう締めた飼い方(締め飼い)と言います。
締め飼いとは、簡単に言うと容器(水槽)と収容する生き物の数を勘案して、餌や水換えを調整し、体型が崩れたり大きくなりすぎないようにする飼い方。
モレレットベビーも例に漏れずこの飼育方法です。
我が家のモレレットベビーは、毎週1回月曜日に床材(キッチンペーパー)を取り替えて、飼育容器をリセットします。
リセット(床材を交換)後のタイミングで、餌のイエコオロギを200匹投入します。
生まれて1~2週間目は、爬虫類倶楽部のイエコオロギ(一番小さいPHサイズ)を、200匹(2カップ)投入(1週間にPHサイズ200匹)。
大きくなってきた3週間目からは、イエコオロギのサイズをSSサイズに変更し、200匹(2カップ)投入(1週間にSSサイズ200匹)。
モレレットベビー8匹の食いは凄まじく、木曜日あたりには200匹全て食い尽くされます。(腹がパンパンになります)
食い尽くされた後の金曜日、土曜日、日曜日は、餌は無しです。(締めて体型を整える)
この餌が無い金土日は、餌を探してものすごく運動します。壁を登ったりジャンプしたり走ったりと・・・。
運動するので、消化され糞もたくさん・・・💩
忘れては行けないのは飲水。
毎日飲み水容器(ペットボトルの蓋)の水を替えて、朝と夜にプラケ壁面に霧吹きします。
(ちなみに、飲み水には「レプチゾル」を2滴添加しています。)
霧吹きの目的は、湿度維持の他に、壁面から滴り落ちる水を飲ませること。
ベビーは壁面から滴り落ちる水滴をペロペロ舐めて水を飲みます。
飼育環境


現在、冬季なので、パネルヒーターと暖突で保温しています。
日中27度、夜間20度くらいです。
ちなみに、パネルヒーターは飼育容器の半分のみの保温に利用し、温度勾配をつけています。
湿度は60~70%を維持するため、こまめに霧吹きしています。(現実は朝晩2回くらい)
まとめ
毎週イエコオロギ200匹をハチクラで買うのは、疲れますし、お金もかかります・・・(月曜日の夜に仕事後、ハチクラに立ち寄ってから帰っています)。
なので、生き餌の養殖を真剣に考えています。
養殖はイエコオロギではなく、ワラジムシを養殖しようと思っています。
ベビーの弱々しさが無くなった安心サイズまで育てたら、餌を少なめにして体をしぼって、体型を整えた飼育フェーズ(締め飼い)に移行します。
私はトカゲを昨年11月30日に飼育し始めたド素人です(この記事を書いている時点で、トカゲ飼育歴2ヶ月弱です)。
この飼育方法は間違っているかも知れません。
ですが、検証の意味もあって、このような飼育方法で飼育しています。
モレレットアリゲータートカゲ(英名:Morelet’s alligator lizard 学名:Mesaspis moreletii)